食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04000660475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、除草剤耐性遺伝子組換え大豆MON87708×MON89788の認可について意見書を公表
資料日付 2014年3月10日
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分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は3月10日、除草剤耐性遺伝子組換え(GM)大豆MON87708×MON89788を輸入、加工、食品及び飼料に使用するための市場流通認可申請(資料No.EFSA-NL-2012-108)について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて2013年12月30日付けで提出した意見書を公表した。
 大豆MON87708×MON89788はGM大豆MON87708とGM大豆MON89788を従来の方法で交配して作出したものである。このGMOに導入した特徴はジカンバとグリホサートという2種類の除草剤に対する耐性である。
 申請資料の成分の分子データは、それを摂取してもヒトや家畜の健康にリスクを生じさせるものではないと示している。大豆のCP4 EPSPSたん白質及びGMOたん白質の発現は、当該大豆の子実の自然に保有しているアレルギー誘発性を変えるものではないと思われる。大豆MON87708×MON89788の副産物の潜在的アレルギー誘発性は非常に小さいと思われる。
 申請者は、検討するパラメータについて、大豆MON87708×MON89788の子実と在来栽培品種の子実の成分組成の同等性を結論付けることができる試験を実施している。以上のことから及びEFSAの提言を受けて、申請者は食品安全性試験及びげっ歯類を使った90日間亜慢性毒性試験を実施していない。
 検討項目全体から大豆MON87708×MON89788の子実や副産物を接したことに関する健康リスクを特定することはできなかった。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL http://www.anses.fr/sites/default/files/documents/BIOT2013sa0191.pdf