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資料管理ID syu04000550489
タイトル 英国動物衛生獣医学研究所(AHVLA)、2013年の豚のと畜場に関する研究報告書を公表
資料日付 2014年3月14日
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概要(記事)  英国動物衛生獣医学研究所(AHVLA)は3月14日、2013年の豚のと畜場に関する研究報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 3月13日、英国のと畜場における豚のサルモネラ属菌、トキソプラズマ、E型肝炎ウイルス、エルシニア、豚繁殖・呼吸器障害症候群ウイルス及びカンピロバクター並びに基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ(ESBL)産生大腸菌における薬剤耐性に関する研究結果を話し合う全国会議が開催された。
 2013年1月~5月に、14か所のと畜場から合計645頭の豚のと体が検体として無作為抽出された。選出されたと畜場は、英国でと畜される全仕上げ豚の80%が処理されている。と畜場は、この研究のために英国豚肉業界事務局(BPEX)及びグレート・ブリテン及び北アイルランドのFSAの機関が採用した。
 他に例を見ないこの研究事業は、複数の組織による資金援助で行われ、公衆衛生上及び動物衛生上の多くのリスクに関する重要なデータを提示した。データには、と畜される豚のトキソプラズマ、E型肝炎ウイルス、豚繁殖・呼吸器障害症候群ウイルス、及びESBL産生大腸菌に関する初の全英規模での保有率予測などが含まれる。
 当該研究では、と体における細菌の保有率は、生体動物での同一微生物の保有率と比べて一貫して低かったことが示された。このことは、と畜場において、豚のと体の汚染を最小限にするため、また、それにより消費者にとって有害となり得る微生物への暴露リスクを抑制するためのの仕上げ工程が効果的であったことの明確な証拠である。
 本研究報告書「英国のと畜場における豚のサルモネラ属菌、E型肝炎ウイルス、エルシニア、豚繁殖・呼吸器障害症候群ウイルス及びカンピロバクター並びにESBL産生大腸菌の薬剤耐性に関する研究の主要な成果」(3ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.defra.gov.uk/ahvla-en/files/pig-survey-key-findings.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国動物衛生獣医学研究所(AHVLA)
情報源(報道) 英国動物衛生獣医学研究所(AHVLA)
URL http://www.defra.gov.uk/ahvla-en/science/bact-food-safety/2013-pig-abattoir-study/