食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03990870164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、食品のビタミンD強化最大用量(maximum fortification levels)及びサプリメントの一日最大用量(maximum daily dose)について幾つかのシナリオに基づいた計算の報告書を発表
資料日付 2014年2月25日
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分類2 -
概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は2月24日、食品のビタミンD強化最大用量(maximum fortification levels)及びサプリメントの一日最大用量(maximum daily dose)について幾つかのシナリオに基づいた計算の報告書を発表した。
 2004年以来、オランダでは広い範囲の食品にビタミンDを強化することが認められている。それ以前は、ビタミンDの付加はマーガリンや乳児用調製粉乳などの限定された食品にのみ認められていた。2007年にオランダ保健省は食品へのビタミンDの最大使用量を定めた。同様にサプリメントについてもビタミンD最大使用量が決められている。これらの最大量はビタミンDの耐容上限量(UL)を用いて設定されている。欧州食品安全機関(EFSA)は2012年にビタミンDのULを引き上げた。ULが引き上げられたので、オランダ保健省は現在の食品のビタミンD付加及びサプリメントの法定最大使用量を見直している。行政管理者の意思決定のためのアドバイスとして、RIVMは幾つかのシナリオに基づいた食品及びサプリメントのビタミンD最大使用量を計算した。
 現在オランダでは、食品へのビタミンDの強化量は4.5μg/100kcalまで認められている。サプリメントに対しては、一日最大用量が定められている。一日用量はラベルの情報に基づいて対象集団が摂取できる量である。10歳までの子供に対しては、最大量は15μgで11歳以上は25μgである。
 RIVMがこのタイプの調査に用いた計算モデルは、今回の研究のために改良された。このモデルでは、通常の食品から摂取するビタミンDに加えて、栄養強化食品やサプリメントから補助的に摂取できるULまでのビタミンDの量を計算した。計算はオランダ国民食生活実態調査(Dutch National Food Consumption Survey)のデータに基づいて行われた。対象集団が、通常の食事から摂取するビタミンDに加えて栄養強化食品やサプリメントから追加的にビタミンDを摂取しても安全であるという前提で算出されている。
 報告書(オランダ語112ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/050421001.pdf
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/050421001.html