食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03980810105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、乳児用調製粉乳の安全基準に係る暫定最終規則を発表
資料日付 2014年2月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は2月6日、乳児用調製粉乳の安全基準に係る暫定最終規則を発表した。概要は以下のとおり。
 母乳育児が強く推奨され、多くの母親がそれを望んでいるが、米国では大半の乳児がある程度の栄養分を乳児用調製粉乳に依存している。この暫定最終規則は、通常と異なる医療・食事上の問題がない健康な乳児に供する乳児用調製粉乳だけが適用対象である。
 暫定最終規則は以下の点について、現行の品質管理手順や諸要件を改正する内容になっている。
・ 新製品や既存製品の変更内容についてメーカーがFDAに通知すべき時期・要領
・ 作成・保管すべき製造等に関する記録・報告書
 またサルモネラ属菌等の有害細菌汚染に対する検査の義務づけなど、乳児用調製粉乳に特化した現在適正とみなされている製造手順(CGMP)を定めている。
 現状ではメーカーは、乳児用調製粉乳法の要件に従って安全な製品を製造し、暫定最終規則に盛り込まれているCGMPと品質管理手順の大部分を自発的に実施している。
 FDAは45日間意見を募集し、未検討の意見や情報があれば審査する。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.4/2014(2014.2.19)P13
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm384911.htm