食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03980690149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種用飼料添加物としてのホルムアルデヒドの安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2014年2月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は2月18日、全動物種用飼料添加物としてのホルムアルデヒドの安全性及び有効性に関する科学的意見書(2014年1月28日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 当該添加物のホルムアルデヒドは、ホルムアルデヒドを37%及びメタノールを14%含む水溶液である。 有効成分68~680mg/kg完全配合飼料の濃度で全動物種への使用を意図している。 局所的な刺激は発がんを強く促進すると考えられているが、局所的な低濃度のホルムアルデヒド(暴露)はDNA付加体を形成することが知られている。したがって、「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、無刺激濃度での暴露は全くリスクがないとは考えていない。 加えて、現在の知見からは、ホルムアルデヒド暴露と白血病の因果関係の可能性は排除できない。同パネルは、動物由来の食品を介しての消費者のホルムアルデヒドの経口摂取は4mg/人/日になると推定する。飼料への添加による消費者に対する新たなホルムアルデヒド暴露については、信頼性のある算出は不可能である。 しかし、同パネルは、ホルムアルデヒドの飼料添加物としての使用により消費者の暴露は増大せず、したがって消費者に対する新たなリスクは生じないであろうと考える。 全動物種及びカテゴリーに対する安全な用量を決定することはできない。 340mg~680mg/kg飼料(完全配合飼料及び/又は飼料材料)の濃度のホルムアルデヒドは、有効な防腐剤となる可能性がある。 なお、同様の内容での申請が他にもあり、FEEDAPパネルは上記と同様の意見書(Scientific Opinion on the safety and efficacy of formaldehyde for all animal species based on a dossier submitted by Regal BV)を公表した。この意見書は以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3561.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3562.pdf |