食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03980520373 |
タイトル | スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)、報告書「マイコトキシン カタルーニャ州におけるトータルダイエットスタディ2008~2009年」でゼアラレノンについて公表 |
資料日付 | 2014年2月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)は2月18日、報告書「マイコトキシン カタルーニャ州におけるトータルダイエットスタディ2008~2009年」に新しく追加された項目、「11. ゼアラレノン(ZEA)」を公表した。概要は以下の通り。 ZEAは、エストロゲン様作用を持つマイコトキシンの一つである。熱帯及び温帯地域で小麦及びとうもろこしなどの穀類に感染する、フザリウム属のかびによって産生される。当該報告書の概要は以下の通り。 1. 直接的手法による推定一日摂取量は、乳幼児(0歳~3歳):15.05±14.52ng/kg 体重/日、子ども(4歳~9歳):3.45±2.57ng/kg 体重/日、青少年(10歳~19歳):1.80±1.62ng/kg体重/日、成人男性:1.29±1.26ng/kg 体重/日、成人女性:0.99±1.06ng/kg 体重/日、移民:1.95±2.03ng/kg 体重/日、セリアック病患者:0.95±0.70ng/kg体重/日、高齢者(65歳を超える者):0.40±0.48ng/kg 体重/日で、暴露量の高い人口集団は乳幼児、続いて子ども及び移民であった。 2. ZEAの主な暴露源は各人口集団の食事パターンに応じて変化し、食事パターンは年齢及び文化に結びついた習慣に影響されている。高齢者の人口集団で主な暴露源がパスタ及びビールであるのに対し、青少年及び子どもではパン、朝食用シリアル及びパスタであった。また、移民の人口集団では、とうもろこし粉及びそれに由来する製品であった。 3. 各人口集団のZEAの推定摂取量は、主なリスク集団(乳幼児及び移民)の95パーセンタイルにおいても、(欧州食品安全機関(EFSA)のフードチェーンにおける汚染物質に関する科学パネル(CONTAMパネル)が定めた)耐容一日摂取量(TDI)250ng/kg 体重/日を大きく下回った。 当該報告書の当該項目(スペイン語、16ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.gencat.cat/salut/acsa/html/es/dir3577/11_zearalenona_cast.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | スペイン |
情報源(公的機関) | スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA) |
情報源(報道) | スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA) |
URL | http://www.gencat.cat/salut/acsa/html/es/dir3697/doc35976.html |