食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03980280305
タイトル 欧州連合(EU)、キンマの葉を含有するバングラデシュ産食料品の輸入を暫定的に停止
資料日付 2014年2月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は2月15日、キンマの葉(betel leaves)を含有又は成分含有するバングラデシュ産食料品の輸入を暫定的に停止する委員会施行決定2014/88/EUを官報で公表した。概要は以下のとおり、
1. キンマの葉(Piper betle、一般的な名称はPaan leaf又はBetel quid)を含有又は成分含有するバングラデシュで生産又は出荷された食料品に幅広い病原性サルモネラ属菌株が存在するため、2011年10月以降142件の通知が食品・飼料早期警戒システム(RASFF)に出されている。
2. バングラデシュは、欧州委員会(EC)に、無菌のキンマの葉を輸出するプログラムを導入するまで、キンマの葉の輸出を2012年11月から全面的に禁止する旨通知した。
3. バングラデシュが導入した対策及び法令を遵守しない輸出業者に対してとった規制措置にもかかわらず、バングラデシュからEU域内にキンマの葉の輸出は続いており、依然として多数の早期警戒警報が出されている。
4. 高レベルの汚染は、ヒトの健康に深刻なリスクを引き起こす。このため、当該第三国(訳注:バングラデシュ)から十分な保証を得るまで、キンマの葉を含有又は成分含有する当該第三国産食料品のEU域内への輸入を暫定的に停止することは適当である。
 以上の経緯及び観点から、キンマの葉を含有するバングラデシュ産食料品の輸入は2014年7月31日まで暫定的に停止されることなった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL http://eur-lex.europa.eu/LexUriServ/LexUriServ.do?uri=OJ:L:2014:045:0034:0035:EN:PDF