食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03970230314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、農薬の不活性成分は有効成分以上に健康に対して有害なのか、に関する情報を公表
資料日付 2014年2月10日
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分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は2月10日、農薬の不活性成分は有効成分以上に健康に対して有害なのか、に関する情報(2014年2月10日付け No.006/2014)を公表した。概要は以下のとおり。
 フランス、カーン大学の毒性学の研究者Gilles Eric Seraliniの研究チームの論文が、BioMed Research Internationalの学術雑誌に発表された。この論文は、多くの農薬は有効成分と不活性成分からなる製剤であるが、それによるヒト及び動物に対する危険性が、有効成分の数倍になるというin vitro試験結果を説明している。「主要な農薬は、公表されている有効成分よりもヒトの細胞に、より毒性が強い」と題する当該論文は、Robin Mesnage、Nicolas Defargeらと共にGilles-Eric Seraliniが執筆した。
 BfRは現在、この論文を精査中であるが、現時点では、有効成分グリホサートに関しては、BfRが欧州連合(EU)に提出した評価報告書に盛り込まれている内容以上の新たな毒性学的な内容はなかった。牛脂アミンなどの界面活性剤が、in vitroで細胞に有害である可能性は、既に多くの研究により分かっていることである。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/343/sind-pflanzenschutzmittel-in-ihrer-ausgebrachten-zusammensetzung-gesundheitsgefaehrdender-als-ihre-wirkstoffe.pdf