食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03960350104 |
タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、鶏肉が原因とみられる多剤耐性Salmonella Heidelbergによる集団感染情報を更新 |
資料日付 | 2014年1月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)は1月16日、鶏肉が原因とみられる多剤耐性Salmonella Heidelbergによる集団感染情報を更新した。概要は以下のとおり。 1月15日現在23州から430人の感染届出があり、大半(74%)はカリフォルニア州からであった。感染者は2013年3月1日から12月26日までの間に発病しており、年齢は1歳未満~93歳(中央値18歳)で、男性が52%を占める。情報の得られた359人中137人(38%)が入院し、13%が菌血症を続発している(通常サルモネラ症では5%程度)。死者は出ていない。S. Heidelberg感染症の届出数が平常レベルに戻ったことから、本集団感染事案は終息したとみられる。 7種の菌株に感染した患者からの臨床分離株54株を検査した結果、32株(59%)が1つ以上の抗生物質に耐性で、15株(28%)は多剤耐性だった。耐性の対象はアンピシリン、クロラムフェニコール、ゲンタマイシン、カナマイシン、ストレプトマイシン、スルフィソキサゾール、テトラサイクリンのうちの1つ又は幾つかだった。これら抗生物質は、通常サルモネラ症の血流感染や、その他重篤なサルモネラ症の治療に投薬されることはないものの、薬剤耐性があれば感染者の入院リスクは高まる。 CDCは、感染源とみられるFoster Farms社製鶏肉製品からの分離株5株の検査も実施した。4株が1つ以上の抗生物質に耐性で、その内の1株が多剤耐性だった。耐性の対象はゲンタマイシン、カナマイシン、ストレプトマイシン、スルフィソキサゾール、テトラサイクリンのうちの1つ又は幾つかだった。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(微生物)No.2/2014(2014.1.22)P4~6 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | 米国疾病管理予防センター(CDC) |
URL | http://www.cdc.gov/salmonella/heidelberg-10-13/index.html |