食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03930430328
タイトル 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)、家畜関連メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(LA-MRSA)が、East Anglia地方の家きんから検出された旨を公表
資料日付 2013年11月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)は11月26日、家畜に関連するメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(LA-MRSA)が、イースト・アングリア(East Anglia)地方の農場で飼育されている家きんから検出された旨を公表した。概要は以下のとおり。
 LA-MRSAは、ヒトに院内感染を引き起こすものと同一ではない。家きん肉を衛生的に取扱い、また、殺菌のために十分に加熱調理されていれば、家きん肉の摂取によるLA-MRSA感染のリスクは非常に低い。一般の人々が動物を介してLA-MRSAに感染するリスクもまた非常に低い。
 当該菌株は、英国に食肉を供給している国々を含め、欧州の家畜の間で比較的広く見られる。食肉の摂取によりヒトがMRSAに感染した例は確認されていない。
 LA-MRSAは滅多にヒトに感染することはなく、大半の場合、菌は24時間以内に死滅する。ヒトへは動物と直接接触したり、畜舎内のちりを通して入り込む可能性があり、感染動物と直接接触する職業におけるリスクが主となっている。
 また、この件に関する英国食品基準庁(FSA)の発表記事の概要は以下のとおりである。
 当該細菌が含まれる動物の食肉を摂取しても、通常の優良な衛生規範が順守され、十分に加熱調理する習慣が守られていれば、MRSAに感染するリスクは非常に低い。家きん肉は全て、衛生的に取扱い、存在する可能性がある細菌が死滅するように十分に加熱調理すべきである。
 FSAの情報は以下のURLから入手可能。
http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/nov/mrsa
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)
情報源(報道) 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)
URL https://www.gov.uk/government/news/livestock-associated-mrsa-found-at-a-farm-in-east-anglia