食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03930330469 |
タイトル | フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)、「有機」食品の残留農薬サーベイランス報告書を発表 |
資料日付 | 2013年11月26日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)は11月25日、「有機」食品の残留農薬サーベイランス報告書を発表した。 DGCCRFは欧州連合(EU)規則(EC)No.1274/2011に定めるEU農薬暴露サーベイランス計画に基づいて国民の食品経由の農薬暴露の調査を実施している。 サンプル採取は、ナス、バナナ、カリフラワー、ブロッコリー、生食用ブドウ、オレンジジュース、生の及び冷凍莢むきえんどうまめ、ピーマン、小麦、バージンオリーブオイルを対象に行われた。 65サンプルを採取し、検査の結果1製品が残留基準値に不適合であった。 イタリア産ブドウのサンプルから0.010±0.005mg/kgのシプロジニル(Cyprodinyl:有機栽培には使用が認められていない)が検出された。 また、フランス産の有機小麦のサンプルから0.53mg/kgのピペロニルブトキシド(PBO)が検出されたことから、継続的監視対象となった。 実際、EU域内ではPBOについては残留基準値(MRL)が設定されておらず(天然ピレトリンの共力剤と考えられおり、有効成分とは考えられていない)、フランス国内ではシリアルにおけるPBOのMRLは10mg/kgに設定されている。 PBO含有率がこの値を超えると「有機」及び通常の食品で不適合となる。有機農業由来でこの値以下のPBOが検出されたものを、ラボラトリーは「監視対象」とする。このように「監視対象」とすることで、天然ピレトリンを含む除虫菊(pyrethres)の使用を検知でき、有機農業に関する規制に沿った妥当な使用であるか否かを確認できる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF) |
情報源(報道) | フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF) |
URL | http://www.economie.gouv.fr/dgccrf/surveillance-des-residus-pesticides-dans-produits-bio |