食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03920690475 |
タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、ツルコケモモ(cranberry:クランベリー)のエキスの粉末を新開発食品成分として市場流通させるための認可申請について意見書を公表 |
資料日付 | 2013年8月26日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は8月26日、欧州規則(EC)No.258/97の枠組みでツルコケモモ(cranberry:クランベリー)のエキスの粉末を新開発食品成分(NI)として市場流通させるための認可申請について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて2013年6月17日付けで提出した意見書を公表した。 ANSESは、以下のとおり結論付けた。 [NIの仕様及びNIの生産データ] ANSESは、収穫したばかりの新鮮な状態から生産段階それぞれについてNIに含まれる様々なポリフェノールの成分組成を、順次補完する必要があると考える。 [毒性に関する情報] 文献から得られる知見を考慮すると、ANSESは毒性学的見地から、申請文書記載の使用用量で当該NIを摂取したことによる健康リスクはないと考える。 [栄養に関する情報] ANSESは、 ・3歳未満の子供のNI暴露量が高いこと ・当該NIのポリフェノールやフェノール酸の成分組成の正確なデータが欠如していること ・通常の食事からの摂取量より多い用量のポリフェノールを摂取した時の影響(作用)に関するデータがないこと を考慮すると、子供の栄養学的なリスクが無いことを保証するには、申請者が提出したデータは不十分であると考える。 他方、ANSESは、今日入手できる文献のデータは、プロアントシアニジン(PAC)を強化した食事の栄養学的メリット(便益)を証明していないことを指摘する。更に、ANSESは、ツルコケモモを多量に摂取したことによる及び/又は長期間摂取したことによる消化器疾患に関する先の意見書に記載の結論を考慮しなければならないことを指摘する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
URL | http://www.anses.fr/sites/default/files/documents/NUT2012sa0254.pdf |