食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03920210149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)は、食品接触材料中に使用されるポリグリセリンの安全性評価の科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2013年11月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月16日、食品接触材料中に使用されるポリグリセリンの安全性評価の科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。 EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は、脂肪族芳香族ポリエステルの重合体混合物中に最大で6.5%(w/w)添加剤として使用される、添加剤ポリグリセリンの安全性評価を取り上げる。最終製品は、長期間、室温であらゆる種類の食品と接触して使用されることを意図している。 決められたグリセリンの最大量を含む材料からの特定された移行量は、移行モデルによって算出され、40℃で10日間の接触した条件下で、最大50mg/kg食品であった。ポリグリセリンエステル類は、国際連合食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)によって評価され、一日摂取許容量(ADI)を0~25mg/kg体重/日と設定された。ある種類の食品中に500mg/kg食品から10 ,000mg/kg食品の間の量の食品添加剤として収載された。遊離グリセリン量はポリグリセリン量の最大7%まで存在することが許容される。 吸収・分布・代謝・排せつの試験において、体内組織でポリグリセリンの蓄積は観察されなかった。 CEFパネルは、不純物及び特定移行限度値なしで安全性の懸念を引き起こさない欧州規則No10/2011で食品接触材料として認可されたグリセリンを検討した。CEFパネルは、当該物質が脂肪族芳香族ポリエステルの重合体混合物中で最大で6.5%(w/w)の量で可塑剤として使用され、長期間、室温及びそれ以下の温度で、あらゆる種類の食品と接触して使用されるならば、安全性の懸念を引き起こさないと結論づけた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3389.htm |