食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03901070149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、除草剤耐性遺伝子組換えダイズMON87708の販売申請に係る科学的意見書を発表
資料日付 2013年10月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)の科学パネル(GMO)は10月3日、除草剤耐性遺伝子組換え(GM)ダイズMON87708の食品飼料用途・輸入・加工を目的とする販売申請に係る科学的意見書を発表した。概要は以下のとおり。
 当該ダイズには、dmo発現カセットが入った挿入体が1つ含まれている。DMO(dicamba mono-oxygenase)タンパク質は、ジカンバ系除草剤に対する耐性を付与する。挿入DNAと隣接領域の生命情報科学解析の結果、安全上の懸念は生じなかった。遺伝子改変の安定性が実証された。茎葉部及び種子の成分組成的データや農学的及び表現型的特性には、更に安全上の評価を要するような相違が見られなかった。
 DMOタンパク質の安全性評価では、毒性及びアレルゲン性の懸念はなかった。鶏への給餌実験の結果は、栄養価が非GM大豆と同等であるとする組成データを裏づけるものであった。生じそうにはないが理論的にはあり得る、MON87708から細菌へ遺伝子が水平移行する環境リスクについては、これまでのところ確認されていない。販売後の監視計画と報告間隔は、所期の用途に見合ったものとなっている。
 当パネルは、公衆衛生、動物衛生及び環境に及ぼす影響の点で、MON87708は所期の用途に照らして、遺伝子改変前の従来品種及び非GM品種と同様に安全であるとの結論に至った。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3355.pdf