食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03880130305
タイトル 欧州連合(EU)、特定の食品区分及び香料の乳化剤としてオクテニルコハク酸修飾アラビアガムの使用を認可
資料日付 2013年8月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は8月29日、特定の食品区分及び香料の乳化剤としてオクテニルコハク酸修飾アラビアガム(octenyl succinic acid modified gum arabic)の使用を認可するため、欧州議会及び理事会規則(EC) No 1333/2008の附属書II及びIII並びに委員会規則(EU) No 231/2012の附属書を一部改正する委員会規則(EU) No 817/2013を官報で公表した。概要は以下のとおり。
1. 特定の食品区分及び香料の乳化剤として(訳注:アイシングやエネルギー飲料等への)オクテニルコハク酸修飾アラビアガムの使用の認可を求める申請書が、2007年11月12日に提出され、EU加盟国にとって利用可能になった。
2. 欧州食品安全機関(EFSA)は、香料及び特定のその他の食品に加える乳化剤としてのオクテニルコハク酸修飾アラビアガムの安全性を評価し、2010年3月11日に意見書を採択した(EFSA Journal 2010; 8(3):1539)。EFSAは、利用可能な研究の結果(アラビアガム自体に関する知見及びオクテニルコハク酸で修飾したその他のでんぷん類に関する知見)を根拠として、食品の乳化剤としてのオクテニルコハク酸修飾アラビアガムの使用に、提案されている用途及び用量において安全性の懸念はないと結論づけた。
3. 特定の食品の乳化剤及び香油エマルジョン類(既存の乳化剤と比較し、品質を向上させているため、様々な食品に加えられる)の乳化剤としてオクテニルコハク酸修飾アラビアガムを使用する科学技術的な必要性がある。したがって、適用対象区分の食品へのオクテニルコハク酸修飾アラビアガムの使用を認可し、また、当該食品添加物にE番号423を付与することは適当である。
 以上の経緯及び観点から、規則(EC) No 1333/2008の附属書II及びIII並びに規則(EU) No 231/2012の附属書が、委員会規則(EU) No 816/2013の附属書I及びIIにそれぞれに従い、一部改正されることになった。委員会規則(EU) No 817/2013は、官報掲載の20日後に発効する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL http://eur-lex.europa.eu/LexUriServ/LexUriServ.do?uri=OJ:L:2013:230:0007:0011:EN:PDF