食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03870420149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えワタMON 88913の販売申請に係る科学的意見書を発表 |
資料日付 | 2013年7月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)の遺伝子組換え体パネル(GMOパネル)は7月29日、遺伝子組換え(GM)ワタMON 88913の食品・飼料用途・輸入・加工を目的とする販売申請に係る科学的意見書を発表した。概要は以下のとおり。 当該ワタには、農薬耐性を付与するCP4 epsps発現カセットを持つ挿入体が一つ含まれている。古い毒素データベースを使用しているため、この挿入により生じる新たなオープンリーディングフレーム形成に関係する危害の特定が、バイオインフォマティクスを基に完了できていない。 遺伝安定性研究では安全上の問題がなかった。従来種及び非GM規準品種の植物体・種子と比較して、成分組成や農学・表現型上の特徴に安全上の問題となるような生物学的差異は見られなかった。入手できたあらゆる情報によれば、新たに発現されるCP4 EPSPSたん白質にアレルゲン性や毒性を示すものはなかった。栄養については市販の品種と同等で、植物全体としての総アレルゲン性が変わることはありそうにない。生じそうにはないが、理論的にはあり得る細菌への遺伝子水平伝播に伴うリスクはまだ特定されていない。モニタリング計画と報告間隔は、当該ワタの所期の用途に整合している。 しかし、バイオインフォマティクス解析に古い毒素データベースを使用しているため、当パネルは、当該ワタに関する情報は、最終的な全体的結論を導くに不十分と考える。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.16/2013(2013.08.07)P15~16 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3311.pdf |