食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03870190110
タイトル カナダ保健省(Health Canada)、生乳の摂取によるリスクに関して注意喚起
資料日付 2013年8月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ保健省(Health Canada)は8月6日、生乳の摂取によるリスクに関して注意喚起した。概要は以下のとおり。
 カナダ保健省は、生乳(未殺菌乳)には深刻な病気を引き起こす細菌が含まれる可能性があることから、カナダ国民が生乳を飲用しないように念を押している。
 生乳に存在する可能性があるサルモネラ属菌、大腸菌及びリステリアなどの数種類の細菌は、集団食中毒の発生との関連性が指摘されてきた。そうしたことから、カナダでは、食品医薬品規則により、国内で販売される全ての乳に対して加熱殺菌処理が義務付けられている。カナダ保健省が1991年に加熱殺菌処理を義務化して以来、乳が関連する食中毒の発生件数は劇的に低減した。
 カナダでは生乳の販売は禁止されているが、農場見学などで生乳を摂取した人々が発病した事例がある。加熱殺菌乳が標準となっている現在でも、一部の国民には、より健康によいと信じて依然として生乳を好む人がいる。しかし、生乳の摂取に関しては、便益がある場合でも、それをはるかに上回る深刻な罹患リスクがあることに留意することが重要である。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ保健省(Health Canada)
情報源(報道) カナダ保健省(Health Canada)
URL http://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2013/34889a-eng.php