食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03870150149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品接触材料に使用される1 ,3 ,5-トリス(2 ,2-ジメチルプロパンアミド)ベンゼンの安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2013年8月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月25日、食品接触材料に使用される1 ,3 ,5-トリス(2 ,2-ジメチルプロパンアミド)ベンゼンの安全性評価に関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。 このEFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)の科学的意見書は、ポリプロピレン(PP)に最大で250mg/kg加え、透明造核剤として使用する添加剤の1 ,3 ,5-トリス(2 ,2-ジメチルプロパンアミド)ベンゼン(CAS No.745070-61-5)の安全性の評価を取り上げる。最終製品は、あらゆる種類の食品と接触して、最大で100℃で1時間の短時間の接触及び常温以下で長期間の保存の両方またはいずれか一方を意図して使用される。 当該物質の3%酢酸、10%エタノール及びオリーブ油への特定移行量は、最大で、それぞれ、48μg/kg、79μg/kg、94μg/kgと測定された。in vitro 及びin vivoの遺伝毒性の試験から、当該物質には遺伝毒性の可能性がないことが示された。 当該物質は、Wistarラットでの90日間の摂食毒性試験で、いかなる用量でも毒性作用を示さず、雄で無毒性量(NOAEL)が961mg/kg体重/日、雌で1 ,104mg/kg体重/日又はそれ以上であると見なされた。したがって、CEFパネルは、当該物質を、ポリオレフィン類中及び移行量が5mg/kg食品を超えずに使用する場合には、消費者に安全性の懸念を引き起こさないと結論づけた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3306.htm |