食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03860980314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、乳の摂取と2型糖尿病との関連性の可能性に関する意見書を公表 |
資料日付 | 2013年7月5日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は7月5日、乳の摂取と2型糖尿病の発症との関連性の可能性に関する意見書(2013年7月2日付けBfR意見書 No.017/2013)を公表した。概要は以下のとおり。 当該意見書は、2012年1月4日付けの意見書を更新したものである。 第三者は独自にそれぞれ、糖尿病の増加は乳及び乳製品の摂取の増加が原因であるとの仮説を出している。当該仮説は、特に乳の天然成分である、アミノ酸のひとつロイシンが、ヒトの体が持つ信号系統を活性化させることで特別な役割を果たしているとしている。 BfRは入手可能な科学論文を評価し、乳の摂取と2型糖尿病との正の関連性を示す証拠はないと結論づける。多くの疫学調査も、乳の摂取と2型糖尿病の発症との正の関連性を論破している。現状ではむしろ、2型糖尿病の発症に関しては好影響があると考えられている。 乳及び乳製品の摂取制限は糖尿病予防策としては無意味である。乳及び乳製品は、一般的に低脂肪製品が好ましいバランスのとれた食生活の一環とすべきである。 乳の摂取と糖尿病に関するリスクプロファイルを掲載している。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/349/assessment-of-a-possible-connection-between-milk-consumption-and-the-development-of-type-2-diabetes-mellitus.pdf |