食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03850810160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、食品関連事故の年間報告書を公表
資料日付 2013年6月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は6月28日、食品関連事故の年間報告書を公表した。概要は以下のとおり。
 FSAが公表した当該最新報告書は、2012年にFSAが取り扱った広範囲にわたる事故を取り上げている。
 昨年、FSAは全英から1
,604件の食品及び環境汚染関連の事故報告を受け、調査を行った。2011年よりも110件少なかったが、過去の多くの年の件数を上回った。
 原因別では、微生物汚染(20%)、環境汚染(15%)、天然に存在する化学物質による汚染(13%)の順であった。
 当該報告書は、特定の種類の事故が増加した理由を洞察する手がかりを示しており、有益である。例えば、FSAの調査によると、最近の特定の型のサルモネラ属菌の増加は主としてバングラデシュから輸入されたキンマの葉(paan leaves)が原因であった。アレルゲンが関連する事故は2010年に比べ50%以上の割合で増加したように見える。統計は、グルテンに関する法律の変更が主要な寄与要因であると示唆している。
 同報告書には、2013年前半に発覚した馬肉の不法混入事例は含まれない。
 当該報告書は以下のURLから入手可能。
http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/incidents-report-2012.pdf

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.14/2013(2013.07.10)P10
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2013/jun/fsa-incidents