食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03850740149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、ビタミンCの食事摂取基準に関する科学的意見書素案について意見公募 |
資料日付 | 2013年6月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月28日、ビタミンC (vitamin C)の食事摂取基準に関する科学的意見書素案(67ページ)を公表し、2013年8月31日までの意見公募を開始した。概要は以下のとおり。 1. EFSAは、ビタミンCの食事摂取基準に関する科学的意見書素案について意見公募を開始した。この意見書素案では、成人、乳児・小児、妊婦・授乳婦のビタミンCの食事摂取基準が提案されている。 2. EFSAは、利害関係者らから基準を満たして送られるすべての意見を評価する予定である。これらの意見は、EFSAの関連する科学パネルによってさらに検討され、関連性が認められた場合には、考慮に入れられる。 3. 当該意見書素案の要旨 健常な成人のビタミンCの平均必要量(Average Requirement: AR)は、代謝による損失を埋め合わせ、空腹時の血漿アスコルビン酸濃度で特徴づけられる十分な体内貯蔵量を約50μmol/Lに持続することを可能にするビタミンCの量によって決まる。男性におけるビタミンCのARとして90mg/日及び集団別参照摂取量(Population Reference Intake: PRI)として110mg/日が提案される。女性における代謝による損失値は利用可能ではないため、女性のARは、男性のARから基準体重の差に基づく外挿法によって推定され、ARとして80mg/日及びPRIとして95mg/日が提案される。生後7~11か月の乳児について、「栄養製品、栄養及びアレルギーに関する科学パネル」(NDAパネル)は、以前の評価以降に適当な科学的根拠が出ていないため、食品科学委員会(SCF)が1993年に設定したPRI の20mg/日を維持することを決めた。小児及び青年については、成人のARから基準体重の差を考慮に入れた外挿法によって推定され、PRIは、1~3歳児の20mg/日から15~17歳少年の100mg/日及び15~17歳少女の90mg/日の範囲で算出される。妊婦及び授乳婦については、非妊娠女性及び非授乳婦の各PRIに加えて、妊婦は10mg/日及び授乳婦は75mg/日のビタミンCの追加摂取が提案される。 当該意見書素案は、以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/130628.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/130628.htm |