食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03850220105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、乳児用調製粉乳包装材へのビスフェノールA(BPA)の使用を禁止する最終規則を発表
資料日付 2013年7月11日
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分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は7月11日、「FDA規則は今後乳児用調製粉乳包装材へのBPAの使用を認可しない。決定は安全性に基づいたものではない」と題する発表を行った。概要は以下のとおり。
 ビスフェノールA(BPA)を主成分とするエポキシ樹脂のコーティング材としての乳児用調製粉乳包装材への使用は既に放棄されているため、FDAは食品添加物規則を改正して、今後この使用に関する規定をなくする予定である。この措置は、(業界が)既にBPAの当該目的での使用を放棄する旨決定していることを受けたもので、BPAの安全性とは関係がない。FDAの現行の安全調査結果は、食品接触材の製造にBPAを使用しても安全であることを裏づけており、これは食品添加物規則で認可されているところである。
 FDAのこの措置は、マサチューセッツ州下院議員(Edward Markey)からの食品添加物請願書の結果である。請願書には、業界が乳児用調製粉乳包装材へのBPAの使用を既に放棄しているとあり、FDAは現行の食品添加物規則を改正し、BPAの使用に係る規定をなくして、業界の規範変更を反映すべきであると要請していた。
 最終規則は21 CFR 175.300を改正して、ビスフェノールA(BPA)を主成分とするエポキシ樹脂のコーティング材としての乳児用調製粉乳包装材への使用規定をなくする。本規則は2013年7月12日から施行される。施行日の30日以内に反対意見の提示及び公聴会の要請を行うことができる。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm360147.htm