食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03840730149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、害虫抵抗性・除草剤耐性遺伝子組換えワタT304-40の販売申請に係る科学的意見書を発表 |
資料日付 | 2013年6月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)の遺伝子組換え生物に関する科学パネルは6月20日、害虫抵抗性・除草剤耐性遺伝子組換え(GM)ワタT304-40の食品・飼料・輸入・加工を目的とした販売申請に係る科学的意見書を発表した。概要は以下のとおり。 ワタT304-40はcry1Ab発現カセットとbar発現カセットからなる単一の挿入部位を有し、それぞれのカセットは害虫抵抗性と除草剤耐性を付与している。バイオインフォマティクス解析及び遺伝的安定性調査では、安全上の懸念がなかった。Cry1Abタンパク質とPATタンパク質のレベルを十分に分析した。従来種の比較対象物その他非GM品種と当該種子を比較したが、生物学的に意味のある差異は認められなかった。新たに発現されるタンパク質Cry1Ab及びPATの毒性及びアレルゲン性についても、安全性評価で懸念が持たれる点はなかった。入手した情報では、遺伝子組換えによってこのワタの全体的なアレルゲン性が有意に変化するという証拠はなかった。従来種と比較した栄養価も、組成データから同等であることが示されている。 当パネルは、当該ワタについて入手した情報は、加盟国から提起された科学的意見を取り上げており、所期の用途で用いられる限り、公衆・動物衛生及び環境に及ぼし得る影響に関して、その安全性は従来種の比較対象物と同等であると考える。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.13/2013(2013.06.26)P12~13 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/3251.pdf |