食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03820430314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)(DEHP)は、主として食品を介して摂取されるとのプレスリリースを公表 |
資料日付 | 2013年5月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は5月7日、ドイツ連邦環境庁(UBA)との合同プレスリリースにて、フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)(DEHP)は主として食品を介して摂取されると公表した。概要は以下のとおり。 BfRは、UBAと共同で可塑剤DEHPのヒトへの暴露に関する調査研究を行い、当該プレスリリースの中で、当該物質の移行経路としての食品の寄与が大きいと述べた。 当該物質は、環境中及びヒトの尿から検出されるが、生殖機能及び胎児の成長に悪影響を及ぼすことから、望ましくない。 全般的に、ほとんどの人々は当該物質の摂取量が少なく、通常は健康への影響はない。 食品以外のものを口に入れる場合がある乳幼児ではDEHPによる暴露リスクが高まる可能性があるが、その場合も摂取量はごく少量である。しかし、ごく一部の人々においてDEHPの摂取量が健康上の許容量レベルを超える可能性は排除できない。 当該結果は、BfRがUBAのために行った新たな調査研究により示された。 食品摂取に関する最新データ並びに食品及び消費財で測定されたDEHPの濃度を基に、DEHPの摂取量について調査研究が行われた。当該結果は、これまでに行われたヒトの体内におけるDEHPの代謝物量の測定結果と一致している。 欧州食品安全機関(EFSA)は、DEHPの耐容一日摂取量(TDI)を50μg/kg体重と設定した。ドイツの成人の食品摂取を介してのDEHPの1日平均摂取量は13~21μg/kg体重である。しかし、DEHPを多く含んだ食品を恒常的に摂取すると、最悪の場合、消費者の約1%がTDIを一時的に上回る可能性がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/de/presseinformation/2013/13/weichmacher_dehp_wird_hauptsaechlich_ueber_lebensmittel_aufgenommen-186791.html |