食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03810490450
タイトル Eurosurveillance:「2011年スイスでの加熱調理済み輸入ハムによる集団リステリア症」
資料日付 2013年5月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance (Volume 18
, Issue 18
, 02 May 2013)に掲載された論文「2011年スイスでの加熱調理済み輸入ハムによる集団リステリア症(Outbreak of listerosis due to imported cooked ham
, Switzerland 2011)、著者H Hachler(National Centre for Enteropathogenic Bacteria and Listeria
, スイス)ら」の概要は以下のとおり。
 2011年4月24日から7月31日までの間に、スイスのアールガウ、バーゼルラント、チューリッヒの各州で9人のリステリア症患者が報告された。6人はListeria monocytogenesへの感染は検査所で確認され、残りの3人は疑い例のままである。疑い例は確定症例の家族で、同様か類似の症状が現れた。確定症例の全員がL. monocytogenes 血清型1/2aに感染していた。全員がパルスフィールドゲル電気泳動法(PFGE)での区別できない型(pulsotype)を保有していた。同一株がある特定の小売店の加熱調理済みハム検体からも検出された。ハムの2検体にはそれぞれ、470及び4
,800コロニー形成単位(CFU)/gのL.monocytogenesが含まれていた。2人の確定症例の顧客カードデータから、2人とも汚染されたハムを購入していた。
 当アウトブレイクは製品のリコール及び食品飼料緊急警報システム(RASFF)を通しての国と欧州レベルでの警戒態勢から始まった。RASFF警告に従い、汚染ハムを製造した企業は所轄当局による調査を受けた。調査の結果、ハムは製造施設では汚染されておらず、外部委託したスライス及び包装の施設が原因であった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=20469