食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03800080107
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、セレンを乳児用調製粉乳の必須添加物とする規則案を発表
資料日付 2013年4月15日
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分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は4月15日、セレンを乳児用調製粉乳の必須添加栄養素一覧に追加し、その最小値と最大値を規定する規則案について発表した。概要は以下のとおり。
 本規則案の題名は「乳児用調製粉乳:乳児用調製粉乳へのセレン添加量の最小値及び最大値並びに関連表示要件」という。FDAは最小値として2.0μg/100kcal、最大値として7.0μg/100kcalを提唱する。また本規則案は、乳児用調製粉乳のラベル表示要件を改正して、100キロカロリー当たりのセレン含有量を表示一覧に含めるようにする。
 セレンは乳児の必須栄養素で、調製粉乳が乳児にとって唯一の栄養源となることが多い。調製粉乳では30番目の必須添加栄養素となる。1989年に米国医学研究所がセレンを乳児の必須栄養素として認めて以来、米国のメーカーはセレンを乳児用調製粉乳に添加し始め、今ではすべての乳児用調製粉乳に含まれている。規則を改正して、添加と添加量の安全範囲を規定することで、FDAはメーカーに安全範囲で添加するよう義務づけることができる。本規則案に対する意見を4月16日から75日間受け付ける。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国(CFSAN)
情報源(報道) 米国食品安全・応用栄養センター(CFSAN)
URL http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm347957.htm