食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03780350450
タイトル Eurosurveillance:掲載論文「2009年のハンガリーにおけるSalmonella goldcoast感染者の異常な増加に関する調査」
資料日付 2013年3月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance (Volume 18
, Issue 11
, 14 March 2013)に掲載された論文「2009年のハンガリーにおけるSalmonella goldcoast感染者の異常な増加に関する調査(Investigation into an unusual increase of human cases of Salmonella Goldcoast infection in Hungary in 2009)、著者J K Horvath(1.National Center for Epidemiology
, ハンガリー)ら」の概要は以下のとおり。
 S. Goldcoastの欧州連合(EU)での集団感染の報告はまれである。過去には、英国とドイツにおいて、フランス風パテ、クレソン、チェダーチーズ、生の発酵ソーセージの摂取による集団感染の報告がある。
 2009年1月1日から2010年3月1日までに60症例が確認され、そのうちの50症例は2009年7月から2010年1月までの間に発生した。S.Goldcoast分離株50株のうちの44株が、パルスフィールドゲル電気泳動法で区別のつかないプロファイルを示した。適合した症例対照研究から、ポークチーズ(訳注:豚肉、豚脂などをケーシングに詰めたもの)の摂取とS.Goldcoast感染者の間に統計的に有意な関連性が示された。
 2009年の獣医学的定期検査において、S.Goldcoast分離株1株が精肉店の牛ひき肉から確認されたが、これは豚のと畜を行うと畜場由来の食肉であった。当該集団感染は、恐らく豚肉とみられる汚染された食肉が2009年の数か月間にわたって、市場に出荷されたことが原因であると結論づけられた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=20422