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資料管理ID syu03780320343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、フランスにおいて2011年に発生したヒトのボツリヌス症の疫学的特徴に関する報告書を発表
資料日付 2013年3月11日
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概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は3月11日、フランスにおいて2011年に発生したヒトのボツリヌス症の疫学的特徴に関する報告書を発表した。
 2011年には、患者17人を出す9件のボツリヌス菌食中毒が発生した。すべて家族内の発生で、1件当たり患者数は1~6人であった。2011年のボツリヌス症罹患率は居住者百万人当たり0.27人となっている。これは1991~2009年に観察された百万人当たりの平均罹患率0.42人/年より少ない。
 ヴォークリューズ県とソンム県で同時期に発生した2件のボツリヌス菌集団食中毒は、汚染食品のグリーンオリーブのタプナードの摂取によるものであった。この2件の集団食中毒の患者数は9人で、年間患者数の52%を占めた。
 集団ボツリヌス症9件中7件が食品原因で、そのうちの3件は集団食中毒であった。乳児性ボツリヌス症が1人、消化器系の感受性が高い小児が1人感染したことが報告されている。この2件については原因食品が不明である。
 主な原因食品は、自家製野菜瓶詰、フルーツ缶詰、塩漬けの魚、加工食肉製品などである。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/Dossiers-thematiques/Maladies-infectieuses/Risques-infectieux-d-origine-alimentaire/Botulisme/Donnees-epidemiologiques/Caracteristiques-epidemiologiques-du-botulisme-humain-en-2011