食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03780170344
タイトル ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、家畜の生体内由来の生理活性物質及び禁止物質について意見書を公表
資料日付 2013年3月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は3月20日、家畜の生体内由来の生理活性物質及び禁止物質について2013年2月22日付けで提出した意見書(21ページ)を公表した。
 問題は家畜の生体内由来の生理活性物質及び禁止物質に関する以下の3点である。
Q1:AFSCAが検査対象としている物質の中で、家畜の生体組織(マトリックス)に本来存在する生体内由来と考えられる物質は何か?(回答略)
Q2-1:生体内由来物質が検出されるのは、どのような家畜のどの生体組織か?(回答略)
Q2-2:物質/生体組織/家畜種を組み合わせることによって、生体内由来物質と違法な投与による物質を識別することができるような残留物質濃度を設定できるか?(回答略)
Q3-1:尿以外の生体組織で、生体内由来の可能性があるステロイド系抗炎症薬のプレドニゾンや甲状腺ホルモン抑制剤のチオウラシルが存在するか?(回答略)
Q3-2:物質/生体組織/家畜種を組み合わせることによって、生体内由来物質と違法な投与による物質を識別することができるような残留物質濃度を設定できるか?(回答略)
 AFSCAの答申を要約すれば、閾値が明瞭に設定されていないので、科学委員会(CS)は、家畜の生体組織の生体内由来の可能性がある物質と比べて生理活性物質及び禁止物質の残留検査結果を解釈するに当たっては慎重さが必要であると勧告するというものである。
 CSは、分析法(例えばガスクロマトグラフ熱分解同位体比質量分析計(GC/C/IRMS))、バイオマーカー、生体内由来と外来を識別できる物質の比率(ratios)の開発など、さらなる研究を奨励するとしている。
地域 欧州
国・地方 ベルギー
情報源(公的機関) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
情報源(報道) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
URL http://www.favv-afsca.fgov.be/comitescientifique/avis/_documents/AVIS07-2013_FR_DossierSciCom2012-07.pdf