食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03760480297
タイトル 国際獣疫事務局(OIE)、ブラジルのBSEステータスの現状維持を決定
資料日付 2013年2月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際獣疫事務局(OIE)は2月11日、ブラジルのBSEステータスを現状維持とする旨発表した。概要は以下のとおり。
 年2回のOIE動物疾病科学委員会の会合が2月4日から8日の間開催され、ブラジルで初めて発生したBSEも討議事項として取り上げられた。ブラジルの代表から、症例通知に至る経緯説明があった。委員会は活発な審議を行った後、OIE陸生動物衛生規約に従い、ブラジルの「無視できるリスク」ステータスを撤回しないとの結論に至った。
 また委員会は、特に患畜が処分され食料・飼料チェーンに入らなかったことから、この1症例の発生をもって、ブラジル及びその貿易相手国の公衆・動物衛生にリスクが及ぶものではないと認めた。
 ただし、確定診断を受けるため、ブラジルが検体をOIEレファレンスラボに送致するまでに相当の遅れがあったことを、委員会は懸念をもって指摘した。よって委員会は、正式BSEステータスの保持上順守すべき陸生動物衛生規約の該当規定を、ブラジルが継続的に順守していることを今後更に監視するため、検体の取扱い手順に関する詳細情報及び同国におけるサーベイランス制度の改善が必要であるとの合意に至った。
 次回の会合は2013年9月で、委員会は、ブラジルから提出される見込みの追加情報を再度評価する。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際獣疫事務局(OIE)
情報源(報道) 国際獣疫事務局(OIE)
URL http://www.oie.int/for-the-media/press-releases/detail/article/oie-scientific-commission-maintains-brazil-bse-status-as-negligible-and-recommends-strong-monitoring/