食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03760380111
タイトル カナダ食品検査庁(CFIA)、伝染性サケ貧血対策について公表
資料日付 2013年2月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ食品検査庁(CFIA)は2月1日、伝染性サケ貧血(Infectious Salmon Anaemia:ISA)対策について公表した。概要は以下のとおり。
 CFIAのISA対策に変更が見られるのではないかとの最近のメディア報道を受け、同庁は当該対策に変更はなく、引き続きISAの封じ込めに注力していると改めて述べた。CFIAは、科学を拠り所とし、国際獣疫事務局(OIE)の助言を遵守した対応措置を取っている。
 ISAは、ニューブランズウィック州、ノヴァスコシア州、プリンスエドワード島及びニューファンドランド州沖の海で発生することが知られている。実際には、ISAが大西洋の海域で初めて確認されたのは1996年になってからである。
 ISAがヒトの健康又は食品の安全性にリスクをもたらす懸念はない。
 欧州連合(EU)が行った研究では、ISAを人獣共通感染症とみなす根拠はなく、ISAによるヒトへの危害を示す証拠もないと結論付けている。
 OIEも同様に、ISAを人獣共通感染症とはみなしておらず、魚の小売用の包装済みフィレ又はステーキ(生鮮又は冷凍)の貿易取引は、ISA発生状況にかかわらず安全であると認めている。
 ISAはヒトに危害を及ぼさないことから、CFIAは、交付された許可証の下でISAの影響を受けた施設からの魚を加工することを認めている。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ食品検査庁(CFIA)
情報源(報道) カナダ食品検査庁(CFIA)
URL http://www.inspection.gc.ca/animals/aquatic-animals/diseases/reportable/isa/2013-nova-scotia/eng/1359754344944/1359754807878