食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03760170305
タイトル 欧州連合(EU)、動物用医薬品の薬理有効成分エプリノメクチンの使用対象動物にめん羊及び山羊を追加し、当該動物の筋肉等に暫定残留基準値を設定
資料日付 2013年2月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は2月9日、動物用医薬品の薬理有効成分エプリノメクチン(eprinomectin)の使用対象動物にめん羊及び山羊を追加し、当該動物の筋肉等にエプリノメクチンの暫定的な残留基準値(MRL)を設定するため、規則(EU) No 37/2010の附属書を一部改正する委員会施行規則(EU) No 116/2013を官報で公表した。概要は以下のとおり。
1. エプリノメクチンは現在、牛(bovine species)に用いることが許可された物質(対象組織は、筋肉、脂肪、肝臓、腎臓及び乳)として規則(EU) No 37/2010の附属書の表1に収載されている。
2. エプリノメクチンの使用対象動物にめん羊(ovine species)を加えるため、エプリノメクチンの記載事項を変更する申請書が欧州医薬品庁(EMA)に提出された。
3. (訳注:EMAの)動物用医薬品委員会(CVMP)は、(1)めん羊の筋肉、脂肪、肝臓、腎臓及び乳に対するエプリノメクチンの暫定的なMRLを設定すること、(2)山羊(caprine species)の筋肉、脂肪、肝臓、腎臓及び乳に対するエプリノメクチンの暫定的なMRLをめん羊及び牛の筋肉、脂肪、肝臓、腎臓及び乳に対するエプリノメクチンのMRLから外挿することを勧告した。
 以上の経緯から、規則(EU) No 37/2010の附属書の表1にあるエプリノメクチンの使用対象動物種にめん羊及び山羊が追加され、指標残留物をエプリノメクチンB1aとして、暫定的なMRLが対象組織別に筋肉:50μg/kg、脂肪:250μg/kg、肝臓:1
,500μg/kg、腎臓:300μg/kg、乳:20μg/kgと設定された。これらの暫定的なMRLは、2014年7月1日に失効する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL http://eur-lex.europa.eu/LexUriServ/LexUriServ.do?uri=OJ:L:2013:038:0014:0016:EN:PDF