食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03700810475 |
タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、健康影響基準値(valeurs sanitaires de reference)の分析・選択ガイドを公表 |
資料日付 | 2012年9月26日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は9月26日、2012年7月付けの健康影響基準値(RV:valeurs sanitaires de reference※)の分析・選択ガイド(43ページ)を公表した。 本資料はガイドとして作成している。本資料はANSESの職員や専門家及びANSESの意見書を参照する関係者のために作成されたものである。 本資料は、毒性学的参照値やANSES以外の機関が設定した健康被害を起さない値を検討分析する時に、諮問されたリスクの評価に当たってRVを採用するか否かの判定にANSESが用いる方法を紹介することを目的とする。本ガイドは、優良規範(bonnes pratiques)に対抗するものではない。 本資料は、科学的資料の対象となる参照値を設定するものでも、また地域的な緊急事態の状況に関する特別な背景において緊急対策をとる介入閾値の選択に適用するものでもない。 本ガイドの目次は以下のとおり。 1 まえがき 2 序文 3. ANSESのリスク評価局が使用するRV 3.1 毒性学的参照値 (TRV) 3.2 媒体(空気、職業暴露、水など)の他の特定RV 4 RVに関するANSESの分析と選択 4.1 レベル 1(データが少なく、緊急事態に対処するリスク評価で、緊急にRV分析と選択を行わなければならないケース) 4.2 レベル 2(レベル1とレベル2の中間のケース) 4.3 レベル 3(信頼度の高い文献や限定された問題についての論文が大量で、充分な量のデータが揃っており、緊急ではなくリスク評価時間が十分に取れるケース) 5 結論 ANSESが調べた多くのRVがこのガイドで取り上げられているが、他の規制分野(残留農薬基準値(MRL)やREACHの導出無影響レベル(DNEL)/導出最小影響レベル(DMEL)、緊急時の介入基準、事故発生時の介入基準など)は特に本資料に含めているわけではない。ANSESの他の部局に絡む今後の作業で、本ガイドが取り扱うANSESのRVの範囲が拡大していくことになろう。 本ガイドはANSESの業務の進化に伴い変更されるものである。したがって定期的に見直されることになる。既にDERにおいて、内部のRV又は確率アプローチに基づいて設定したRVに関する省察(検証)が行われている。 6 文献 附属書 注記 ※訳注:健康影響基準値の中で食品に関係する主なものは以下のとおり。 一日摂取許容量(ADI)、耐容一日摂取量(TDI)、耐容週間摂取量(TWI)、耐容一ヵ月摂取量(TMI)、参照用量(RfD)、ベンチマーク用量(BMD)、無毒性量(NOAEL)、最小毒性量(LOAEL)、不確実係数(UF)、残留農薬基準値(MRL)、特定移行限度値(SML)、経口傾斜係数(Oral Slope Factor)。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
URL | http://www.anses.fr/Documents/CHIM2011sa0355Ra.pdf |