食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03700400105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、ヒポグリシンAを含んだ加工アキーフルーツの取扱いに係る指針(案)を官報に告示 |
資料日付 | 2012年11月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は11月8日、ヒポグリシンAを含んだアキーフルーツ缶詰、冷凍アキーフルーツ、その他アキーフルーツ製品(訳注:ackee、洋なし型の赤い果実)の取扱いに係るコンプライアンス施策指針(案)を官報に告示した。概要は以下のとおり。 西アフリカ原産のアキーは、今日カリブ海や中南米の諸国で広く栽培されており、米国にはジャマイカ、ベリーズ、ハイチを中心とする熱帯諸国から缶詰や冷凍品が輸入されている。近年、南フロリダでも栽培され、アキー製品の出荷に関心を持つ加工業者が出始めた。 アキーには有毒なヒポグリシンAが天然に含まれるが、完熟すると毒性が無視できるレベルまで下がる(果実の部位にもよる)。FDAのリスク評価では、100ppmを超えると健康リスクがあるとされ、加工が不適切だと、製品では100ppmを超えることがある。 今後米国の各行政区は、理学的検査を行わなくても、すべての輸入用アキーフルーツ製品を留置することができる。ただしFDAの「インポートアラート」で、安全(green)リストに掲載されている業者の製品は例外とする。注意(yellow)リストに掲載されている業者は、製品中のヒポグリシンAのレベルが有害でないことを証明する試験結果を提示しなければならない。 本指針は60日間の意見公募後施行され、ヒポグリシンAを含んだ缶詰、冷凍その他のアキー製品に関するFDA職員の施行基準ガイダンスとなる。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm327377.htm |