食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03680210149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分キーゼルグール(ケイソウ土)のリスク評価のピアレビューに関する結論を公表
資料日付 2012年7月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月11日、農薬有効成分キーゼルグール(Kieselgur)(ケイソウ土)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2012年6月22日承認)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 抄録
 農薬有効成分キーゼルグールについて、報告担当加盟国であるギリシャの担当機関が実施した初期リスク評価をピアレビューした後のEFSAの結論を報告する。本ピアレビューの実施は、委員会規則(EC) No 2229/2004 (委員会規則(EC) (EC) No 1095/2007及び委員会規則(EU) No 114/2010により改正された) によって要求された。本結論は、貯蔵穀物、空室、製粉所、店舗及び家庭菜園の土壌処理に用いる殺虫剤並びに殺ダニ剤としてのキーゼルグールの代表的用途の評価に基づいて出された。許認可のためのリスク評価(Regulatory risk assessment)に用いることが妥当であると結論づけられた信頼できる評価項目(ピアレビューされた提出書類の中の利用可能な試験及び文献から得た)を示す。許認可の枠組みに必要なものとして特定された、欠落している知見を一覧表示し、懸念を特定する。
2. 哺乳動物毒性
 独自の試験は提出されておらず、毒性学的試験(主として急性、亜急性及び慢性毒性試験)の短い要約のみが提示されているが、遺伝毒性や発生毒性などその他の毒性学的評価項目に関するデータは提示されていない。しかし、経口経路の暴露については、食品添加物としての制限のない使用(訳注:二酸化ケイ素として単独の一日摂取許容量(ADI)は特定されておらず、ケイ酸塩と共にグループADIが国際連合食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)合同食品添加物専門家会議(JECFA)によって設定されている)を含めて、キーゼルグールの不活性物質としての性質により、消費者の暴露に毒性学的懸念はないと結論づける十分な科学的根拠があると合意された。したがって、キーゼルグールに参照値を設定する必要はない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2797.pdf