食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03671600208 |
タイトル | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、キャノーラ油に関するファクトシートを公表 |
資料日付 | 2012年9月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は9月、キャノーラ油に関するファクトシートを公表した。概要は以下のとおり。 「キャノーラ」という言葉は、特定品種のセイヨウナタネ及びこれらの植物から得られる油と種子を意味する。キャノーラ油は、油に含まれるエルカ酸が2%未満に改良された品種の種子から搾油される。キャノーラ油は基準2.4.1-食品基準コードの食用油に属する。 初期の頃の品種はエルカ酸含量が非常に高かった(総脂肪酸の30~60%)ため、ヒト及び動物によって消費されるには適していなかった。高濃度のエルカ酸は動物に悪影響を及ぼしてきた。このことが低エルカ酸品種を選択的に育種することにつながった。 キャノーラ油の安全性はFSANZ及び米国食品医薬品庁(FDA)並びにカナダ保健省によって試験され、確認された。また長年、多くの国民によって安全に使用されてきた。オーストラリア・ニュージーランドの消費者が摂取するエルカ酸の量は、害を及ぼす可能性のある量をはるかに下回っている。また、キャノーラ油は消費者の食生活の目標達成を助ける、なぜなら世界中で共通に消費される全ての油の中で最も飽和脂肪酸含量が低い(総脂肪酸の7%)ためだと、経済協力開発機構(OECD)は述べている。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.20/2012(2012.10.03)P27~28 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
URL | http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/factsheets/factsheets/canolaoilseptember205631.cfm |