食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03661310314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、バブルティー(Bubble Tea)の喫飲が小児の健康に影響をもたらす可能性に言及 |
資料日付 | 2012年8月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は8月22日、バブルティー(Bubble Tea)の喫飲が小児の健康に影響をもたらす可能性に言及した(2012年6月19日付けBfR意見書 No.031)。概要は以下のとおり。 バブルティーは、甘い液体が詰まった小さなスターチ粒(Bubbles)入りの乳又は果実シロップで甘味をつけた人気の緑茶又は紅茶飲料である。太いストローで喫飲する際に、スターチ粒もストローから口に入る。 BfRはバブルティーの喫飲による小児に対する健康影響があるかという問題に取り組んできた。とりわけスターチ粒が気道に誤って入る(誤嚥)恐れを検証した。 現在、バブルティーが原因である誤嚥事故の報告例はないが、BfRは同様のケースは予見可能であるとしている。 特に4歳までの幼児においては、異物が誤って肺に入る危険性があり、スターチ粒をストローで吸う場合はさらに危険性が高まる。このためBfRはバブルティーの販売現場では、スターチ粒の誤嚥の危険性を目に見える形で明確に示すべきであると勧告する。 当該意見書はドイツ語で以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cm/343/trendgetraenk-bubble-tea-kann-fuer-kleinkinder-ein-gesundheitsrisiko-bergen.pdf BfRは引き続き8月23日にも、2012年8月3日付けBfR意見書 No.23/2012の中でこの問題に言及した。 バブルティーに入っているスターチ粒は柔らかくゴムのような稠度を有し、直径おおよそ10~15mmの球状で、中に液体が詰まっている。ストローによる吸入は、咽頭の空間に生じる減圧で喉頭蓋が持ち上がり誤嚥につながる。それに加えて、ピーナッツと同じようなサイズの異物は、特に4歳までの幼児では肺にまで簡単に誤嚥されることも周知である。バブルティーの販売現場では、誤嚥リスクに言及する文章を製品又は製品広告に入れるほか、イラストを使って誤嚥の危険性を分かりやすく表示することも勧告する。 当該概要は以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2012/23/trend_drink_bubble_tea__health_risk_for_small_children-131486.html 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.18/2012(2012.09.05)P8~9 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/349/trend-drink-bubble-tea-can-constitute-a-health-risk-for-small-children.pdf |