食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03661200149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種用飼料添加物としてのセレンに富む酵母 Saccharonyces cerevisiae NCYC R646 が産生する有機セレン化合物としてのセレン(Selemax 1000/2000) の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2012年7月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月25日、全動物種用飼料添加物としてのセレンに富む酵母 Saccharonyces cerevisiae NCYC R646 が産出する有機セレン化合物としてのセレン(Selemax 1000/2000) の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2012年7月15日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 添加物Selemax は、発酵工程中に有機セレン化合物で強化された、セレンを含有する不活性酵母(Saccharomyces cerevisiae NCYC R646)からなり、全ての動物種に必須微量元素のセレン源を提供する栄養添加物としての使用が意図されている。製品としてはセレンの濃度により Selemax 1000 及びSelemax 2000となる。
 配合飼料中におけるセレンの最大認可用量を上回らない限り、セレン源としてのSelemaxの使用は全動物種に対して安全である。
 「動物用飼料に使用する添加物及び製剤並びに物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、セレンを含有する酵母の使用は、どの酵母でも同様に動物組織及び動物由来製品にセレンが蓄積されるという以前の結論を再度引用している。Selemax を給餌した動物由来の製品及び動物組織の消費による消費者の安全性が確保されるためには、セレンを含有する他の酵母も同様に、最小用量0.2mg Se/kg 配合飼料を上回ってはならないと結論づける。
 Selemax由来のセレンが添加された飼料を給餌した豚の肝臓のグルタチオンパーオキシダーゼ活性及び血漿及び肝臓におけるセレンレベルに基づき、同パネルはSelemaxを全動物種にとって有効なセレン源であるとみなす。Selemaxの使用により、物理的パラメーターに基づく測定での肉質に改善は見られない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2778.pdf