食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03660310149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分プロパモカルブのはつかだいこん等に対する既存の残留基準値の修正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2012年4月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月30日、農薬有効成分プロパモカルブ(Propamocarb)のはつかだいこん及びケールに対する既存の残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書(2012年4月26日承認)を公表した。当該意見書は、加熱野菜についての加工試験等に関する知見を考慮に入れた新しい意見書(2012年7月6日公表)に改められた。概要は以下のとおり。
1. 評価担当加盟国(EMS)のギリシャが、はつかだいこん及びケールに対するプロパモカルブの既存MRLを修正する申請をBayer CropScience社から受けた。EMSのギリシャが規則(EC) No 396/2005の第8条に従って作成した評価原案(Evaluation report)は、欧州委員会(EC)に提出され、EFSAに転送された。
2. プロパモカルブ塩酸塩(Propamocarb hydrochloride)の毒性学的プロファイルが、指令91/414/EECに基づくピアレビューの枠組みの中で評価され、一日摂取許容量(ADI)の0.29mg/kg体重/日及び急性参照用量(ARfD)の1mg/kg体重を算定するにあたり、データは十分であった。リスク評価のための残留物定義に従ったリスク評価を行うために、分子量換算係数を適用してプロパモカルブ塩酸塩のADI及びARfDをプロパモカルブ等量に再計算した。再計算されたプロパモカルブのADI及びARfDの値は、それぞれ0.244mg/kg体重/日及び0.84mg/kg体重である。
3. はつかだいこん及びケールに対するプロパモカルブの意図された使用によって、消費者の慢性摂取によるリスクを招くことはないとEFSAは結論づける。はつかだいこん及びケール中のプロパモカルブの残留物に起因する急性暴露量が、消費者の健康リスクをもたらすことはない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2684.pdf