食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03660280149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分アミスルブロムのトマト等に対する残留基準値の新規設定に関する理由を付した意見書を公表 |
| 資料日付 | 2012年4月30日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月30日、農薬有効成分アミスルブロム(Amisulbrom)のトマト、なす及びレタスに対する残留基準値(MRL)の新規設定に関する理由を付した意見書(2012年4月26日承認)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 規則(EC) No 396/2005の第6条に従って、評価担当加盟国(EMS)のスペインが、トマト、なす及びレタスに対するアミスルブロムのMRLを新規設定する申請をNissan Chemical Europe SARL社から受けた。スペインは、アミスルブロムの意図された使用に適応させるため、既存の一律基準値0.01mg/kg(定量限界)をトマト及びなすに対しては0.4mg/kgに、また、レタスに対しては5mg/kgに引き上げることを提案した。スペインが規則(EC) No 396/2005の第8条に従って作成した評価原案(Evaluation report)は、欧州委員会(EC)に提出され、EFSAに転送された。 2. EFSAによると、トマト及びなすに対するアミスルブロムの意図された使用については0.4mg/kgのMRL案、レタスに対するアミスルブロムの意図された使用については4mg/kgのMRL案を算定するにあたり、データは十分である。検討対象作物中のアミスルブロムの残留物を管理するにあたり、規制のための分析方法が利用可能である。 3. EFSAは、リスク評価の結果に基づき、スペインにおけるトマト、なす及びレタスに対するアミスルブロムの提案された使用によって、消費者の暴露量が暫定的な毒性学的参照値を超えることはなく、したがって消費者の健康リスクがもたらされる可能性は低いと結論づける。しかし、ピアレビューはまだ完了していないため、本意見書で出された結論を暫定的なものとみなすことが望ましく、ピアレビューの結果に照らして再検討が必要になる可能性がある。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源（公的機関） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| 情報源（報道） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2686.pdf |