食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03641000149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、ベントナイトの全動物種用の飼料添加物としての安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2012年7月20日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月20日、ベントナイトの全動物種用の飼料添加物としての安全性及び有効性に関する科学的意見書(2012年6月14日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会(EC)の要請を受け、「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、ベントナイト類の対象動物種、消費者、使用者及び環境に対する安全性及び有効性に関する科学的意見書を提出した。ベントナイト類(E558)は現在「ベントナイト-モンモリロナイト」の名称で、結合剤、固化防止剤、凝固剤としての使用を意図した飼料添加物として認可されている。最大用量20g/kg飼料で、区分は技術的添加物(technological additives)である。食品添加物としての使用も認可されている。 ベントナイトの認可は規格によってのみ限定されること、認可要請は全動物種に対してであること、及び安全マージンの設定が困難であることから、FEEDAPパネルは現行の認可基準値である飼料の2%(20 ,000mg/kg配合飼料)を維持すべきと考える。同パネルは、ベントナイトを使用した飼料を給餌した動物由来の食品製品の喫食による消費者の安全性への懸念はないと結論づける。 放射性降下物に汚染された飼料又は放牧動物用に供給される飼料にベントナイトを添加することにより、動物及び動物由来製品中の放射性セシウム量が軽減される。ベントナイトの当該意図での使用は緊急事態に限定されていることから、FEEDAPパネルは当該物質の最大基準値を定める必要はないと考える。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.15/2012(2012.08.08)P18~19 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2787.pdf |