食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03560330149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分Fluxapyroxad (BAS 700 F)のリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 (1/2)
資料日付 2012年1月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月27日、農薬有効成分Fluxapyroxad (BAS 700 F)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2011年12月6日承認)を公表した。概要は以下のとおり。
1. Fluxapyroxad (開発コード名BAS 700 F)は、新しい有効成分である。指名された報告担当加盟国(RMS)の英国が、Fluxapyroxad (BAS 700 F)に関する提出書類の初期評価を評価報告書素案(Draft Assessment Report: DAR)で提示し、EFSAは当該DARを2011年1月11日に受け取った。当該DARを加盟国及び申請者に送付して意見を求めることによって、ピアレビューが2011年1月27日に開始された。当該DARに関する意見を検討後、EFSAが哺乳動物毒性及び環境運命・動態の領域に的を絞ったピアレビューを行い、Fluxapyroxad (BAS 700 F)に関する結論を出すことが望ましいと結論づけられた。
2. 本報告書の結論は、申請者が提案した小麦、デュラム小麦、ライ小麦、大麦、ライ麦及びえんばくに対する殺菌剤としてのFluxapyroxad (BAS 700 F)の代表的用途の評価に基づいて出された。
3. 同定、物理化学的性状及び分析法のセクションにおいて、データギャップは特定されなかった。
4. 哺乳動物毒性のセクションにおいても、データギャップや重要な懸念領域は特定されなかった。
5. 残留物のセクションでは、小麦に対する残留基準値(MRL)を算定し、ライ麦及びライ小麦に外挿するため、欧州北部及び南部の小麦の残留試験2つを求めるデータギャップが1つ特定された。
6. Fluxapyroxad (BAS 700 F)の一日摂取許容量(ADI)は、ラット2年間試験から得た2.1mg/kg体重/日の無毒性量(NOAEL)を根拠として、標準的な評価係数(AF)100を適用し、0.02mg/kg体重/日である。急性参照用量(ARfD)は、ウサギ及びラットを用いた発生毒性試験における発生への影響(ウサギ)及び母動物の体重増加の抑制(ラット)についての25mg/kg体重/日のNOAELを根拠としてAF100を適用し、0.25mg/kg体重である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2522.pdf