食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03540950344
タイトル ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、フードチェーンに入るナノテクノロジーに関する意見書を発表
資料日付 2012年3月7日
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概要(記事)  ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は3月6日、フードチェーンに入るナノテクノロジーに関する意見書(23ページ)を発表した。
 ナノテクノロジーは将来性のある分野であり、かつ、科学研究、技術開発、産業革新が最も早い速度で進んでいる分野でもある。食品業界にとってナノテクノロジーは、食の安全や品質管理、新開発食品成分、食品成分の効率的な利用、又は農薬の効率的な利用など新たな展望を開くものである。しかし、ナノテクノロジーには同時に、早々に解決しなければならない問題も山積している。本意見書では、現状を明らかにし、ナノ粒子の定義や分類における知見の欠如についても明らかにした。さらに、毒性学的側面や利用(実際の又は潜在的な)、及びフードチェーンにおけるナノテクノロジーとナノマテリアルのリスク評価に関する現在の知見について調べた。消費者向けコミュニケーションで提示した問題や、これらの新技術についての消費者の認知についても戦略的側面から取り上げている。
 食品に関する欧州連合(EU)の現行の法規は非常に厳しく、ナノテクノロジーを使った食品をも充分にカバーしているように見える。しかし、まだ一連の不安が残っており、その第一番目に来るのがナノマテリアルの毒性学的側面である。信頼度の高い試験方法の開発と妥当性の検証(確認)は、潜在的毒性特性の客観的評価、検出、食品における特徴付けにおいて決定的に重要である。企業や当局の消費者に対する透明性のあるコミュニケーションは、これらの「新」技術を成功裏に実現化するには、必須である。
地域 欧州
国・地方 ベルギー
情報源(公的機関) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
情報源(報道) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
URL http://www.favv-afsca.fgov.be/home-fr/_documents/AVIS04-2012_FR_DOSSIER2009-10bis.pdf