食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03540650305 |
タイトル | 欧州委員会(EC)健康消費者保護総局(DG SANCO)、2010年の欧州連合(EU)内の反すう動物の伝達性海綿状脳症(TSE)有病率のモニタリング及び検査報告書を公表 |
資料日付 | 2012年2月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州委員会(EC)健康消費者保護総局(DG SANCO)は2月23日、2010年の欧州連合(EU)内における反すう動物の伝達性海綿状脳症(TSE)有病率のモニタリング及び検査に関する報告書(71ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 牛 (1) BSEモニタリングプログラムの枠組みにおいて2010年、EU加盟27か国で牛計7 ,504 ,787頭が検査され、牛45頭が陽性であった。 (2) リスク牛1 ,173 ,069頭及び食用の健康と畜牛6 ,330 ,680頭が迅速検査で検査された。378頭はBSE症例と疫学的に関連のある動物の殺処分の枠組みにおいて検査された。660頭はパッシブサーベイランス(公式BSE疑似患畜として報告された牛)の枠組みにおいて検査された。陽性症例の100%はアクティブモニタリング(リスク牛、健康と畜牛及び殺処分牛の検査)で検出され、パッシブサーベイランスで検出されたものは0%であった。 (3)ベルギー、ブルガリア、キプロス、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、ルーマニア、スロベニア及びスウェーデンにおいてBSE症例は発見されなかった。2010年のBSE症例数及び検査された動物の有病率は、2009年と比べてそれぞれ33%減少した。 2. めん羊及び山羊 (1) TSEモニタリングプログラムの枠組みにおいて2010年、EU加盟27か国でめん羊計344 ,211頭及び山羊計142 ,668頭が検査され、めん羊1 ,112頭及び山羊435頭が陽性であった。 (2) めん羊343 ,452頭がアクティブモニタリングで検査され、759頭が公式TSE疑似患畜として報告されたため臨床検査が実施された。山羊においては141 ,558頭がアクティブモニタリングで検査され、1 ,110頭がTSE疑似患畜であった。 (3) 2010年に確認されためん羊及び山羊におけるTSE症例、それぞれ436頭及び52頭が識別検査された。いずれの患畜群からもBSEは確認されていない。 3. 全加盟国が、牛、めん羊及び山羊のTSE検査に関する情報を提供した。加盟国に加え、ノルウェーも自国のTSE検査プログラムに関する情報を提供した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE) |
情報源(報道) | 欧州連合(EU) |
URL | http://ec.europa.eu/food/food/biosafety/tse_bse/docs/annual_report_tse2010_en.pdf |