食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03531440314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、ナノ銀に関する分析範囲の拡大に伴う毒性学と暴露の落差について公表
資料日付 2012年2月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は2月28日、ナノ銀に関する分析範囲の拡大に伴う毒性学と暴露の落差を公表した。概要は以下のとおり。
 ナノ銀は消費者向けの製品によく使用されている。しかしながら、消費者は製品にナノ銀が含まれているか往々にして知らされない。ヨーロッパで、衣料繊維製品及び機能製品、殺菌表面コーティング及びスプレー製品に、ナノ銀は主に抗菌性物質として使用されている。ナノ銀の健康への影響に関する研究は現時点で数少ない。2012年2月8~9日、BfR主催の“ナノ銀会議”で、ヨーロッパ及び米国の専門家が意見交換をした。議論の内容は、病原菌の銀耐性獲得の可能性、食品、スプレー及び日用品といった様々な基質に含まれるナノ銀の検出方法やそれら製品からのナノ銀の放出を検証する分析方法であった。BfRの所長のHensel博士は「ナノ銀の健康への有害な作用については十分に知られていない。そのため、ナノ銀が消費者へ健康リスクをもたらすか、今日科学的に評価することはできない。ナノ銀の使用で、どこにリスクがあり、どの分野がよく知られていないかが明らかになるなど、今回の会議は消費者にとって重要な一歩であった。」と発言した。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2012/08/nanosilver__progress_in_the_sphere_of_analysis__gaps_in_toxicology_and_exposure-128942.html