食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03530810450 |
タイトル | Eurosurveillance:ノロウイルス感染症関連記事2報 |
資料日付 | 2012年3月1日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | Eurosurveillance (Volume 17 , Issue 9 , 01 March 2012)に掲載された食品安全関連記事の概要は以下のとおり。 1.2009~2010年冬期のフランス東部の高齢者施設における集団胃腸炎:37件の一連の集団発生の原因調査 2008年からフランスのアルザス地方において高齢者施設に特化した急性胃腸炎サーベランスシステムが始まり、2009~2010年の冬期に発生した37件を調査した。糞便検体から検出された病原体はノロウイルスのみで、典型的な症状では全て陽性であった。当局は、費用対効果の点から、発熱または非定型症状の時のみに微生物検査をすることを奨励する一方で、ウイルスサーベイランス計画のために国立腸管ウイルスセンターへ糞便検体を継続して送付することも推奨している。 http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=20103 2.2010年4月のオランダからドイツへのバスツアーにおける銅中毒に誘発されたノロウイルス集団感染症 バスツアー客、乗務員40人のうちの30人が悪心、吐気、嘔吐、下痢を発症、11人は旅行第一日目に発症した。発生のピークは第1日目と第4日目であった。9人が入院し、2人の糞便からノロウイルスが検出された。しかし、出発後数時間に起きた最初の発症ピークの説明とはならなかった。車両の給水設備の水を使った茶やコーヒーが原因と考えられた。水の検査結果は微生物は陰性であったが、毒性濃度の銅が検出された。胃腸炎を発症しなかった1人の血中銅濃度は25.9μmol/Lに上昇していたが、肝腎機能低下はなかった。銅中毒による吐瀉物が原因でノロウイルスが拡散したとみられる。 http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=20104 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | Eurosurveillance |
情報源(報道) | Eurosurveillance |
URL | http://www.eurosurveillance.org/ |