食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03521020149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に用いるサイレージ添加物としての乳酸菌Lactococcus lactis (NCIMB 30117株)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2011年12月6日
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概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は12月6日、全動物種に用いるサイレージ(訳注:乳酸発酵飼料)添加物としての乳酸菌Lactococcus lactis (NCIMB 30117株)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2011年11月16日採択、要約版2ページ)を公表した。本意見書の全文は、機密情報に関する決定が欧州委員会(EC)から届いた後に公表される。食品安全に関する概要は以下のとおり。
1. ECからの要請を受けて、「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、Lactococcus lactisの特定菌株を主成分とする製剤が1×10の8乗CFU(訳注:コロニー形成単位)/kg生鮮原料の用量で、サイレージ化過程の改善を意図した添加物として使用された場合における、対象動物、消費者、使用者及び環境に対する当該製剤の安全性及び有効性について科学的意見を出すよう求められた。
2. 当該菌種のL. lactisは、安全性適格推定(QPS)手法に適合しているとEFSAによってみなされている。したがって、当該菌株は、薬剤耐性決定因子及び獣医学的な臨床的重要性がないことの確認並びに使用者に対する安全性の確認を除き、安全性を特に立証する必要はない。当該菌株は明確に同定されており、また、薬剤耐性は検出されなかったため、サイレージの生産に当該菌株を使用することは、家畜動物種、当該処理されたサイレージを給餌された動物に由来する生産物の喫食者及び環境に対して安全であると考えられる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2448.pdf