食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03520570464
タイトル オーストリア保健・食品安全局(AGES)、シュマーレンベルグウイルスの情報を公開
資料日付 2012年1月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オーストリア保健・食品安全局(AGES)は1月17日、シュマーレンベルグウイルスの情報を公開した。概要は以下のとおり。
 2011年11月、ドイツのノルトラインヴェストファーレン州において、高熱を伴う下痢(40℃を超える)及び50%までの乳量減少の牛から、フリードリヒ-レフラー研究所(FLI)がドイツで初めて新型オルトブニヤウイルスを検出した。FLIのゲノム解析の結果、Simbu血清群(Shamonda‐、アカバネウイルス)と高い相同性を示し、最終的に「シュマーレンベルグ-ウイルス(Shamonda様ウイルス)」と命名された。
「シュマーレンベルグ-ウイルス」は、オランダ及びベルギーの子牛、子羊、子鹿での奇形発生増加との関連性が見られる。
1.病原体、拡散:
 ブニヤウイルス科オルトブニヤウイルス属
 オルトブニヤウイルスは吸血昆虫(節足動物)の咬傷を介して感染し、現在までにアフリカ、アジア及び豪州で確認されているエンベロープRNAウイルスである。この新型オルトブニヤウイルスは報告によると、すでにオランダ全土及びドイツの一部に広がっている。ウイルスはさらにベルギーで検出された。
 オーストリアでは家畜に「シュマーレンベルグ-ウイルス」に感染した証拠は今のところない。
2.宿主動物、ヒトへの危険性:
 牛、めん羊、山羊
 欧州疾病予防管理センター(ECDC)によって、ヒトへの危険性は低いと分類された。
この他に、感染、症状、対策、法的対応、確認方法、調査機関等が公表されている。
地域 欧州
国・地方 オーストリア
情報源(公的機関) オーストリア保健・食品安全局(AGES)
情報源(報道) オーストリア保健・食品安全局(AGES)
URL http://www.ages.at/ages/gesundheit/tier/schmallenberg-virus/