食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03520520470
タイトル 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、EU内で牛及び小型家畜から分離されたシュマーレンベルグウイルスのヒトへの健康影響関与の可能性に関する疫学情報を更新
資料日付 2012年1月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州疾病予防管理センター(ECDC)は1月25日、EU加盟国内で牛及び小型家畜から分離されたシュマーレンベルグウイルスのヒトへの健康影響関与の可能性について、疫学情報を更新した。
 シュマーレンベルグウイルスは、2011年オランダ及びドイツの牛から初めて検出された、新たに識別されたオルトブニヤウイルスである。1月25日までに、オランダ、ドイツ、ベルギーの牛、めん羊、山羊から、また、ごく最近には英国のめん羊から病気が発見された。この疾病は、成牛では一過性の臨床兆候(発熱、下痢、泌乳量低下など)を、新生動物では産子異常を起こす。ウイルスは主にヌカカにより伝播される。
 感染国では疫学的、免疫学的、微生物学的調査が実施されており、周辺諸国では動物サーベイランスが強化されている。
 遺伝的に近縁のオルトブニヤウイルスによるヒトの発病は今までない。それゆえ、ヒトの発病は起こりえないが、現段階で除外することはできない。動物及びヒトの健康管理当局は、動物及びヒト、特に動物と濃厚接触するヒト(農家、獣医師など)の疫学において、いかなる変化も迅速に検出できるよう、協力を密にしている。
 2011年12月22日にECDCから公表されたリスク評価書は以下のURLから入手可能。
http://www.ecdc.europa.eu/en/publications/Publications/231112_TER_Risk_assessment_Schmallenberg_virus.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
情報源(報道) 欧州疾病予防管理センター(ECDC)
URL http://www.ecdc.europa.eu/en/press/news/Lists/News/ECDC_DispForm.aspx?List=32e43ee8%2De230%2D4424%2Da783%2D85742124029a&ID=550&RootFolder=%2Fen%2Fpress%2Fnews%2FLists%2FNews