食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03520090475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、加工助剤としての非遺伝子組換えKluyveromyces lactis株由来のβ-ガラクトシダーゼ(ラクターゼ)の適用範囲を、部分的に脱乳糖した乳及び乳清製品、低温保持殺菌発酵乳製品並びにチーズの製造に拡大することについて意見書を公表
資料日付 2012年1月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は1月31日、加工助剤としての非遺伝子組換えクリヴェロミセス・ラクチス(Kluyveromyces lactis)株由来のβ-ガラクトシダーゼ(ラクターゼ)の適用範囲を、部分的に脱乳糖した乳及び乳清製品、低温保持殺菌発酵乳製品並びにチーズの製造に拡大することについて、フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて、提出した意見書(2011年12月19日付け)を公表した。
 酵素製剤使用許可申請書において、動物を使った毒性試験でヒトへの無害性が立証されている。酵素製剤の無毒性量(NOAEL)は、最も試験用量の高い2
,000mg/kg体重/日とされた。
 申請者が算出した酵素製剤の1日当たり摂取量は、容認できる用量20mg/kg体重/日(NOAELを安全係数100で除した値)未満である。
 ANSESは、非遺伝子組換えKluyveromyces lactis(CBS 683)株由来のβ-ガラクトシダーゼ(ラクターゼ)を、申請者が提出した使用条件で、加工助剤として、部分的に脱乳糖した乳及び乳清製品、低温保持殺菌発酵乳製品並びにチーズの製造に、その適用範囲を拡大しても、消費者に健康リスクを生じるものではないと考える。よって肯定的意見を付すものである。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL http://www.anses.fr/Documents/BIOT2011sa0063.pdf